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鳥屋野潟公園 新潟スタジアム ラグビーゴール基礎更新工事

ブログ

こんにちは。

土木部の高山です。

当社では、デンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)のラグビーゴールの基礎更新工事を

施工しました!

 

新潟スタジアム ラグビーゴール基礎更新工事

発注者 :新潟県 新潟地域振興局 地域整備部

契約工期:自 令和6年9月30日 至 令和7年3月14日

工事概要:鳥屋野潟公園 新潟スタジアムに設置されている既存の高さ9m用のラグビーゴール基礎を

国際基準である高さ17m用の基礎へ更新することを目的とした工事です。

 

世界のトップクラスのラグビー選手は、キック後のボールの軌道が非常に高く、ゴールポストもより

高い方が審判にとってゴールの判定がしやすいようで、2019年の『ラグビーワールドカップ(W杯)

日本大会』では、各会場で国際基準の17メートルのゴールポストが使用されました。

新潟スタジアムも国際基準の17mに変更することで、ラグビー国際試合を誘致していこうと

いうことから、今般当社においてラグビーゴールの基礎工事を担わせていただきました。

 

【工事について説明】

令和7年3月にはサッカーのホームゲームの開催が決まっていることから、与えられた時間は

オフシーズン中のみであること、また、サッカーゴール基礎やウレタン舗装等の既存施設を

損傷しないよう施工する必要があることから、ひとつの小さなミスが大きな影響を

与えかねない難易度の高い工事となりました。

 

■着手前

 

 

■新設する基礎を設置するために既存の地盤・改良体を取り壊しています。

 

 

■ボイリング現象を抑えるための止水壁とラグビーゴール基礎を支える鋼管杭を設置しています。

 (※ボイリング現象:地面から砂と土が混ざった泥水が噴出する現象)

 

 

■高さ17mのゴールポストを支えるための大きな基礎を設置しています。

 

 

■分割したゴールポストを設置しています。(写真は約7mの高さです)

 

 

■最後に芝を張り直して工事完了です!

 

 

ラグビーポストを垂直に立てないと先端部分でハの字になり、ゴールエリアに大きな誤差が

出てしまう為、現場で検討を行いラグビーポスト埋設管の設置時に工夫しました。

併せて、冬期のコンクリート養生など現場を精査しながら最善な施工計画を立案しました。

協力業者と連携して、無事故・無災害で工事を完成することができました。

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