必要な施設を造り、
地域を盛り上げる仕事です
建築事業本部 建築部 工事課
弦巻 大久
2022年 新卒入社
介護分野への特化に将来性を感じた
プログラミングを学びたくて大学に進学しましたが、大学3年に上がるときに建築へ路線変更。先輩の影響と意匠への興味というふんわりした気持ちからだったので、就活は建築一本に絞れないままスタート。そんな中、当社の会社説明会で、当社が介護福祉施設を多く手掛けていると知って、その将来性の確かさが決め手になり、志望しました。
大学ではモノづくりそのものではなく、設計・デザイン・構造・施工についての知識を広く学んできたため、初めての現場では建築用語がわからず、先輩や職人さんに意味や使い方をひたすら聞いて覚えました。中学からサッカーをしていましたし、高校では応援団長、大学では接客業のアルバイトもしていたので、コミュニケーションは得意。わからないことを聞くことは全く苦になりませんでした。
モノづくりには多くの人が関わっていた
初現場は茨木県の大学寮の新築現場です。大学時代はコロナ禍で、本来経験するはずの建築現場の見学ができなかったので、ここが本当に初めての現場でした。一番驚いたのは、工事に多くの人が関わっているということでした。例えば、基礎を造るにも多くの工程があり、その一つ一つを専門の職人が担当するので、工事の進展に合わせて多くの協力会社さんが入れ替わり立ち替わり作業します。
また、現場は閑静な住宅街の一角にあるため、資材搬入や重機の出入りについては、住民の通勤や通学を妨げないような経路や時間帯を計画し、工事の騒音や振動についても細心の注意を払いました。こうした経験から、“人のためのモノを人と協力してつくることが建設なのだ”ということを学びました。
資格を取得し、様々な視点で現場を管理
建築の仕事をするには資格が必要です。まず、『1級建築士』『1級建築施工管理技士』の資格をできるだけ早く取得し、他にも『宅地建物取引士』等の建築や土地活用に関係する資格にも挑戦したいと思っています。資格を取得し、経験を積んだ後には、現場の動きをすべて一人で見られるような代理人になりたいです。
私が目標にしている上司は、段取りが的確で、誰に何を任せるかという割り振りが的確にできる人です。自分ができることを人に任せるのは勇気が必要で、難しいことだと思うので、心から尊敬しています。将来的には、病院やショッピングモールなど多くの人に必要とされ、使われる建築物の設計や施工に関わり、地域を盛り上げていけたらと思っています。